基地局マップデータ変換ツール (試験運用中)

概要

Cityroam仕様の基地局管理シートを読み込み、eduroam JP向けのCSVファイルを生成するツールです。Google Maps用のKMLファイルも生成できます。

当ツールで生成されたCSVファイルを使うと、eduroam JPに提出する基地局マップデータが作成しやすくなります。

基地局のデータをCityroam仕様のシートで管理することにより、eduroam JPのほかにも様々な用途で、データの自動変換が容易になります。変換ツールの例は、末尾の参考情報を見てください。

変換ツール

Cityroam仕様の基地局管理シート(Excel形式(.xlsx)のファイル、または、文字コードにUTF-8を指定してエクスポートされたCSVファイルを指定してください。(他の文字コードには対応していません)



出力形式: CSV (eduroam JP用)  KML (Google Maps用)

※ 生成されるCSVファイルの先頭にはBOMが付いています。ExcelではこのままUTF-8形式で読み込むことができます。

eduroam JP提出用ファイルの作り方

eduroam JPでは、Excel形式のスプレッドシートの提出が求められています (2025年12月現在)。 institutionシートに機関の情報を記入し、 当ツールで生成されたCSVファイルをlocationシートに貼り付けてください。 locationシートに予め入力されている項目は、削除してください。

※ eduroam database specification のservice_locに定められるtype=0 (single spot)のみに対応しています。エリア指定には対応していません。
※ eduroamの規定のSSIDは ``eduroam'' です。隣接する機関の間で問題があるなどの状況を除いて、他のSSIDの使用は原則として認められていません。このツールではSSID固定となっています。
※ 入力作業の省力化を優先しているため、マップデータの様々なオプションが割愛されています。

Google My Maps用KMZファイルの作り方

初めに、Google My Mapsで新しい地図を作り、レイヤをKMZ形式でエクスポートします。拡張子 .kmz を .zip に変えると、ZIPファイルとして読み書きできるようになります。

ZIPファイルの中にあるKMLファイル (doc.kml)を、当ツールで作成したファイルに置き換えます。

変更したZIPファイルの拡張子を .kmz に戻すと、Google My Mapsのレイヤとしてインポートできるようになります。

※ 当ツールは1番目のアイコンに決め打ちでPlacemarkを生成します。

参考情報


2025/11/29 Hideaki Goto